
メキシコでのボランティア、はじまり。
On 09/07/2017 by Nao1510
サンクリストバル・デ・ラス・カサス(San cristobal de las casas)という街をご存知ですか?
ここは2011年当時、メキシコの中でも特に物価が安い地域です。
そしてバックパッカーの聖地と言われてもいる街です。
ボランティアはここで行われます。
この街の景色はそれまで生きてきた人生の中で初めて見るものでした。
何か特別なものがあるわけではないけれど、むしろちょっと寂れている感じさえするけれど、
なぜかとてもわくわくしたのを覚えています。
そしてこんな遠く離れた土地にたどり着けたことに興奮していました。
サンクリストバルへはトゥストラからバスで行くことができます。バスには等級がありますが、治安も考えて高い方に乗っておいた方が良いです。
なんせ、バスに乗るのにも金属探知機を通過しなければいけない場所です。
私とHoは一緒に向かいました。
集合場所の住所なんかもあったけど、ネットで事前チェックなんてしてなくて、当時はまだWifiも繋がらない。仕方ないからタクシーに連れて行ってもらいました。
そしてここが集合地点。Natate international volunteerのオフィス兼宿泊場所。
どれだけたくさん参加するのかな、と思ったらメキシコ人のJuan、ベルギー人のTatiana、イタリア人のArturo、メキシコ人のTere、韓国人のHo、私の6人だけでした。Juanはリーダーで地元っ子です。
施設内には他にもヨーロッパ系の子がたくさんいましたが、彼らはまた違うようです。
さて、みんな集合して、Juanはなんとスペイン語で話し出します。
さっぱりわかりません笑
そして、ベルギー人女性が英語に訳してくれます。英語うますぎ。
イタリア人も言語が近いためがスペイン語を話せます。
私とHoだけが話せません。
早速この先の2週間に不安を感じる 笑
そして私たちの生活場所はこの施設内ではなくもっと山の上。
Comboという乗合タクシーに乗って向かいます。地元感満載!
そこにはサンホセ公園(Parque San Jose)という動物園と森林公園のようなところがありました。
私たちは平日はここで生活します。
はい、寝袋です。自炊です。
そしてこの動物公園の職員たちとも一緒に働きます。
全員英語を話しません。
このキャンプはほぼスペイン語で進んでいきます。
なんでよ!!笑 英語キャンプだったはず 笑
初めに言っておくと、正直大して仕事なんて用意されていなくて本当に暇な時間が多い2週間でした笑
いや、本当に暇だった。
しかし、このキャンプでは
文化の違い、
自分がいかに英語ができないかへの気づき、
言葉が伝わらなくても可愛がってくれる人たちとの出会い、
そして人間の環境適応能力の高さ、
などなどあらゆることを学ぶことができたので、それらを少しずつ紹介できればと思っています。
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