
メキシコの山小屋で外国人と共同生活してみた
On 12/07/2017 by Nao1510いきなりですが、私はちょっとだけ潔癖な方です。
食べ回しや飲み回しは大嫌いだし、どんなに重くても鞄を床や地面に置きません。
このキャンプでは私は人生で初めて他国の人と生活しました。
(カナダでホームステイしていたけど、ほぼ放置な家庭だったので一緒に生活をしているという感覚はなかった)
他人への衝撃と、自分の適用能力の高さへの衝撃、施設への衝撃がたくさんでした。
でもこんなことを経験したら、もっと気軽に生きようという気持ちになりました笑
①床に落ちた肉は水で洗って鍋に戻す。
ある日の食事当番はベルギー人のTatiana。
題名の通り、床に落ちた生肉を水でチャチャっと洗って水に戻したの。
プチ潔癖の私には衝撃。
だって日本のように靴を脱ぐ文化ならまだしも、この山小屋のキッチンは私たちが森中を歩き回った泥だらけの靴のせいで、まさに泥だらけなのだ。
・・・・・
でも食べ物は大切にしないとね、と受け入れることにした。
②使用済の食器をためておくバケツは・・・
トイレの床を掃除するモップを入れるバケツと一緒。
もう一度書きます。
使用済の食器をためておくバケツはトイレの床を掃除するモップを入れるバケツと一緒。
これは一番の衝撃。
私が食器洗い当番だったとき、あまりにもたくさんあったのでJuanが手伝ってくれました。
そこで持ってきたバケツはついさっきまでJuanがトイレ掃除に使っていたもの
・・・・・
でも、みなかったことにした。郷にいって郷に従ってみた。
③便座があるのは珍しい。
山小屋のトイレには基本的に便座がなかった。
それだけでなんで?って感じた。便座なんて誰が盗むの。
(後から知ったけど割と便座は盗まれやすいらしい)
初めは頑張って空気椅子。
次に一生懸命ペーパーをひいて座る。
2週間経つ頃には、そのまま座る。
いちいち便座があるかないかなんて気にしていられなくなるのです。
ちなみに日本では流すレバーでさえ好きじゃない。自動で流れてくれるトイレや、手を触れなくても流せるトイレに慣れているため。
そんな私も便座なしでも座れるようになるのです。
④シャワーは必ずしもお湯が出るとは限らない。
はい、何日も水のシャワーを浴びました。
山小屋の朝晩は死ぬほど寒いです。
でも給湯器(といっても自分で火をつける)がうまく動かなくて。
これ以降のメキシコの旅では熱いお湯が出るだけで幸せだと感じられました。
⑤時間は厳守する必要ない
朝食は8時と初日にJuanが決めました。
朝食当番は8時までに朝食を作るようにとなりました。
はい、8時になっても誰も起きてきません。
8時までに朝食作らなきゃって早起きしたけど無駄でした。
次第に朝食当番も無くなりました笑
⑥ルールは絶対ではない
初日にJuanは日々の役割分担を決めました。
食事当番や食器洗い、トイレ掃除がありました。
私とHoは最初にトイレ掃除したけど、
以来誰も一度もしていませんでした笑
Juanでさえ、よく食器洗いをサボりました笑
⑦食器汚くても気にしない!
⑧靴のまま椅子の上や寝袋の上に乗る!
⑨ワークする時の服と寝る時の服が一緒!
⑩パンのカビは気にしない!
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①②は受け入れましたが、途中お腹壊したのは彼らのせいだと思っています笑
③④は日々の恵まれた環境に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
⑤⑥は本当に新鮮でした。「ルールは守る」「時間は守る」っていう頭しかなかった私には、イライラの根源でもあったけど、新鮮な感覚!!!
とにかく、気楽に生きていこうと思いました笑
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