
メキシコのスーパーと子供たち
On 14/07/2017 by Nao1510トゥストラやサンクリストバルのスーパーには2つ大きな特徴がありました。(メキシコ全土がどうなのかはわからないけど)
一つ目は荷物を持って入れないこと。
二つ目は子供達が手伝ってくれるということ。
スーパーの入り口には荷物を預ける所があり、大きな荷物は預けなければいけません。
Juanに会うまではこのシステムを知らず、スペイン語もわからないので、係りの人に止められても無理矢理リュック背負ったまま入ってました笑
でも本当は防犯上預けなければいけないので、注意です。
次にレジのところでは子供達が待っています。
そしてレジ袋に買ったものを詰めてくれます。場合によっては車まで荷物を運んでくれます。
もちろんお金をあげる必要があります。
初めはこのように手伝われるのが嫌で「やらなくて良いよ」、といってお金もあげていませんでした。
しかしJuanによるとこれはこの辺りでは昔から続いていることで、スーパーも子供達がお手伝いすることを認めています。
Juanは子供達に手伝ってもらうしお金もあげます。
なぜなら彼も小さい頃はこのようにお手伝いをしてお金をもらっていて、それで助かったから今度は自分がお金をあげる番だというのです。
納得。
それから私も手伝ってもらうようにしました。
そして少しだけだけど手持ちのコインをあげるようにしました。
街中でも子供達はよく働いています。
大体はお土産を売っています。悪さはしないけど結構しつこいのでしっかりといらないと言わないと何度も来ます。
でもやっぱり子供で、売っているおもちゃで一緒に遊ぶと嬉しそうで、可愛いです。
物を売るのではなく「お金ちょうだい」とダイレクトいってくる子供達もいます。
可愛くて、かわいそうだけど、これはあげていはいけません。
誰かにお金をあげてしまうと、際限なく寄って来てしまう可能性があるからです。
これまで先進国にしかいったことがなかったので、ここまで子供達が働いてるのも、必死にお金を必要としている姿も見たことがありませんでした。
私の小学生の頃の悩みなんてピアノの先生が怖いとか割り算ができないとか。。そんなもの。
18歳まで親にお小遣いもらいながら高校に通い、食べ物に困ったこともない。
アルバイトはしていても生きるためではなく、生活を豊かにするため。
服買ったり、遊びに行ったり。
当たり前のように親のお金で進学している。
そんな自分ををちょっとだけ恥ずかしく思うと共にとても感謝しました。
そして大切なことに気づかせてくれたサンクリストバルにも感謝です。
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