
29歳で仕事を辞めてオーストラリアに引越しました
On 31/10/2017 by Nao1510題記の通り29歳というなんともリスキーな年齢で仕事を辞め、単身オーストラリアのブリスベンに引っ越して来ました。
なのでこれからは旅行記の合間にちょこちょこ滞在記を挟んでいきたいと思います。
20歳の頃からずっと夢見ていた海外で暮らすということについにチャレンジすることにしたのです。
今回のブログではブリスベンにくるに至った経緯を綴っていきます。
まさか自分に会社を辞める勇気があるだなんてこれまで思ってもいなかったです 笑。
大学1年生の頃、バイトばっかりしていてダラダラと夏休みを過ごしていました。
これといった趣味もなかったし、お金欲しかったし笑。
そんなくだらない生活していた私に、当時就活を終えた姉がぼそっと「将来のために何かした方が良いよ。留学とか」と言ったのです。
姉とすごく親しかったわけではないけれど、それまで留学なんて一切考えたことなかったけど、
なぜかこの言葉がとても心に残り、翌年の夏に3週間の語学留学でカナダに行くことに決めたのです。
カナダでは典型的な日本人留学生で、とにかく日本人とばかり遊び、日本語ばかり話して、特に英語が上達することもなく帰りました。
それでも海外への興味が湧いたのはこの時です。
当時、何の特技も趣味もなく何の変哲も無い人間だったのですが笑、大学の専攻が理系だったこともあり留学する子が周りにほとんどいなくて「海外」というものが自分の中で個性になった気がしたのです。
それから私の海外好きが始まりました。本当に好きだったのか、個性になったから好きなふりをしていたのか正直自分でもわかりません。でも初めてできた「個性」を失いたくなかったのです。
しかし、時が経つにつれて「海外」というキーワードが自分の人生には切り離せないものになってきました。
大学院生の頃、国際ボランティアに参加し、ますます海外に興味がわき留学したいと思うようになりました。(<メキシコ編、トルコ編)
しかし、もう23歳だし、親にはこれ以上お金頼めないという理由で自分には留学なんて絶対無理だと決めつけていました。
なのでせめてグローバルに働ける会社に就職したいと思い、比較的大きな化学メーカーに就職しました。ラッキーなことに入社4年目にして毎月のように海外出張に行くチャンスのある部署に配属されることになりました。
この時、入社時に抱いていた夢が叶ったのです。
しかしそれでもまだお腹の中にモヤモヤと自分に満足できない気持ちがありました。
それが何か自分ではわかりません。
でも漠然とこのままじゃダメだと思ったのです。
いつまでたっても英語力は中途半端だし、海外出張に行く度に自分の力不足を感じていました。海外に住んでみたいという気持ちもありました。
その少し前くらいから「海外で活躍したい日本人を応援する」がテーマの自己啓発系podcast、’Her confidence Her way‘を聞いていたこともあり海外へチャレンジしたい気持ちとチャレンジしなかったらこのまま自分の人生が終わっていく、という恐怖感も生まれてきました。
そんな時にたまたま出張に行く途中の新幹線で今回参加しているプログラム、IBPプログラムというのを見つけました。IBPプログラムとは日本の会社が提供している留学プログラムの1つで、3ヶ月の語学研修+6ヶ月の大学での授業+3ヶ月のインターンという構成になっています。
海外で働きたいと思ったとき、直接レジュメを出して雇用先を見つけることもできました。
しかし、何の人脈もない私にとってはかなり厳しいと思いました。
ずっと興味のあったワーホリにも行こうと思いました。
でもアルバイトよりもキャリアに繋がることがしたいと思いました。社会人生活4年半を終えて、会社員であるということが好きになり始めていたのです。
IBPプログラムを見つけた瞬間に行くと決めたのです。
自分の貯金で全額支払える。
人生で一度はしたかった留学ができる。(今更2年とか学生したくなかったからちょうど良い9ヶ月間)
インターンをする機会もある。
ここで勉強している9ヶ月間の間に一生懸命英語力あげて、人脈広げて、仕事を見つけようと思い立ったのです。
昼休みにソッコー電話して、(7月末)
必要書類集めて(すでに8月2週目)
ブリスベンに来ました。(10月3日)
もう勢いだけです。立ち止まって考えたら、不安になったり、ネガティブなこと考えたり、後悔したりするかもしれないから、何も考えずにひたすら正しい選択だと信じて出国しました。
そもそもVISA間に合わないかもと言われていたにも関わらず、全ての書類が前倒しで届き、予定通り出国できただけ奇跡!笑
無理を受け入れてくれたICC(エージェント)には本当に感謝。
留学を決めたとき、意外にも両親は応援してくれました。
人生で初めてのことです。
私が理系の大学に進学すると決めた時も嫌そうだったし、
大学院の進学は猛反対されたので勝手に入学金支払って勝手に進学しました。
なので、絶対に反対されると思ったのに。。
この歳にして、初めて親の応援というものが自分にとってとても支えになるということを知りました。
反対されたからってやめるわけじゃないけど、応援してくれたら正しい選択だと自信が持てる。
それに気づけただけでも大きな収穫。
それから「なんかよくわからないけど、うまく行く気がする」と送り出してくれた方々にも感謝。
ブリスベンに来て1ヶ月。まだ何かが成長したと思えないけど笑、毎日必死になって勉強してる。
だって先生怖いし笑。
宿題多いし笑。
この選択が自分の人生にとってプラスになるか、マイナスになるかはわからなくて不安だけど、自分の努力次第でプラスに持っていくかとができるはず。
目標はIELTS7.0を取ること。人脈を広げること。仕事を見つけること。
周りの人に左右されずに、何が起きても、ひたすらこの目標に向かって1年間頑張ろうと思うの。
宣言した方が頑張れる気がするから書いておく笑。
1年後帰国したら、30歳、ただのニートだからね。がんばらないわけにはいかない。。。。笑
かなり個人的な、しかも長くなってしまった文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。
勇気に敬服!体に気をつけて頑張って
ありがとうございます!読んでいただけてこのようにコメントいただけて嬉しいです。