
ボランティア in オーストラリア
On 07/02/2018 by Nao1510
休みの間に1日だけ海辺の清掃ボランティアに参加しました( ´∀`)
場所はGodwin Beach!
きれいでしょ!
きれいだし、目立つゴミはほぼなく一見きれいなのだけれど、よくよくみると小さなプラスチックのかけら、パッケージ、タバコの吸い殻なんかがたくさん打ち上げられています。
大人9人で4時間くらい?やってこの量。でもまだまだ残っています。
このボランティアで面白いと思ったところは、ただの清掃活動ではなく、
集めたゴミを種類別に分けて、何由来のゴミか分析するそうです。
そして例えば、パッケージが多ければパッケージを減らすような活動に繋げていくそうです。
海にプラスチックなどのゴミが浮いていると海洋生物がそれらを食べてしまうことがあるそうです。もちろん魚はプラスチックを消化できません。
人間もできないけど。
最終的にはこのような海洋保全に役立てるための清掃活動です。
実際に行ってみると、かなり多くのプラスチックが落ちています。全部なんて絶対に拾えない!!
大きいものから小さいものまで、信じられないくらいたくさんです。
硬いプラスチックの小片、お菓子のゴミ、ボトルのキャップ、プラスチック、釣り具用品など。
こんなお醤油のケースなんかも見つけちゃいました。どこから流れてきたのかな。。。
昔からなぜか水場が好きで、水がきれいになると嬉しいから、という単純な理由で参加しましたが、実際に拾ってみると色々考えさせられる。。
このゴミの元となっている人はきっとわざと捨てたわけじゃないだろうけど(風に飛ばされたとか、落として気づかなかったとか)、でも結果として他の生物に害を与えてしまっているから、私たちの生活習慣見直さなきゃいけない部分たくさんあると思いました。
土の下の方に埋まっている古いプラスチックみると、やっぱり生分解性プラスチックの技術ってもっと研究して、活用するべきたと思いました。
でも分解するまでに時間かかるから、それまでに海洋生物に害を与えてしまうことには変わりないから生分解性だけでは不十分かなと思いました。
簡単に消化できるくらいじゃないと。
そしてやっぱりプラスチック使用量は少ないにこしたことないと思いました。経済的には大変かもしれないけど。
例えば、オーストラリアは物価が高いから、割とみんなウォーターボトル持ち歩いて、水補給してる。あんまり500mLのペットボトルとか買わない。コンビニとか自販機で買ったら$2-3するし。日本はめっちゃペットボトル買いますね。水筒持ち歩いてる人とかほぼいないんじゃないかな。
あとみんなラップもティッシュもあんまり使わない。私今でもめっちゃ使ってるけど笑。周りの真似してどうやってラップなしで生活してるのか学んでみよう。。
この国は何でもかんでも高いから、人のリサイクル意識も高い。
例えば、「椅子が欲しい」と思ったら、お店に行く前にまず近所を一周。誰かが良さげなの捨ててるかもしれないから!うちのオーナー(オージー)はこれする!別に全然貧乏じゃないけど。
学校の先生に教えてもらったのはOp shop。いらなくなった服をタダで引き取ってくれるところ。そして格安で別の人に売って、売上は寄付。ちなみに売ってる人はボランティア。
先生はここでめっちゃ服買ってる。全然貧乏じゃないけど。
これはすごくすごく良い文化だと思った。
物価が高いということは、留学中の私には常に頭から離れない悩み種だけれども、高いがゆえに創られたこの国のリサイクル文化?は素敵だと思う。
日本はまだまだ大量消費社会だし、リサイクル品に抵抗も高いと思う。デフレしまくってものたくさん買ってすぐ捨てて、ゴミ処理場に困るならリサイクルいっぱいできたら良いなと思った!
てな感じて、ただのゴミ拾いからこれまでの生活見直してみました。環境問題について考えるの大好きなの。
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