
ブリスベン ロックダウン
On 17/05/2020 by Nao1510
2020年3月13日にブリスベン に来て最初の1週間、普通に過ごしていました。週末にはボランティア主催で開催されるPark Runに参加したり、Cityでディナーしたり。
それから1週間後、コロナ感染者の増加に伴い、外出自粛要請が出ました。
私の周囲の人々も少しずつ自ら外出や友達同士で集まるのを控えるようになりました。
特に、私たちは身近に免疫能力の弱い方がいたので、人一倍気を使っていました。
しかし、オーストラリア第一の都市、シドニー の人気スポット、Bondai Beachにはそれでも多くの人が集まり、
それを受けて政府は外出自粛要請を「法律」に変更しました。違反したら$1000以上の罰金です。
こうして各地でいわゆる「ロックダウン」が始まりました。
ロックダウンと聞くと、なんだか怖そうに聞こえるけど、実際に感染者のそれほど多くないブリスベンは平和でした。私たちは、政府がロックダウン段階的解除のプランを発表するまで、自分たちがロックダウン状態だと気づいていませんした。(法律はしっかり守ってましたよ)
どんな状態だったかと言うと、、(ルールがアップデートされたので詳しくは覚えていないのですが)
外出は必要不可欠な買い物のみ
運動はOK
カフェなどはテイクアウトのみ
遠出禁止
自宅に招いて良いのは2人まで
これをみんな結構きっちり守ります。
私たちが一度少し遠くのビーチに行こうとしたら、友達や家族からやめておいたら助言受けました。そしていくのをやめて、近場のビーチに出かけました。身近な人が止めてくれるって大事。
会社もすぐに在宅勤務に切り替え、公共交通機関がガラガラになりました。
ブリスベンのあるクイーンズランド州は、人口密度の高いシドーにやメルボルンからの人の流入を避けるため州境も閉めました。
することないので運動しに公園行くと多くの人が運動して、混んでいました笑。
オーストラリアは国境を早い段階で閉め、現在もオーストラリア人の海外渡航は「禁止」です。
オーストラリアは日本と比べると解雇も簡単に起こるので、多くの人がロックダウンに伴い解雇されました。それでもみんな守っています。
その結果、オーストラリアは世界でも最も感染被害の少ない国のうちの一つです。
PCR検査も広く行っています。
ロックダウンは決して怖いものではありませんでした。雇用の問題があるため、金銭的なストレスはあるものの、外に出ることで感染の恐れが低い地域であったため、日常に必須な買物を含め生活に不安やストレスを感じることがほぼありませんでした。道路やバスは普段よりも空いていていむしろ快適でした。私は特にパートナーと一緒に住んでいること、引っ越してきたばかりで生活ルーティーンがないことなどからあまりストレスがありませんでした。
そして何より2人まで人を招けること、外で運動や散歩ができることなどで家に一日中閉じこもっているわけではないことがラッキーでした。
そして2020年5月9日からロックダウンの段階的な解除が行われました。
しかし、各段階で4週間ずつ様子見ながらです。ここで感染拡大が見受けられればすぐに延長されるでしょう。
下記は、ブリスベン領事館の翻訳から引用しました。

そしてこれが「法律」であること、国民の意識が高いことより国民の行動のコントロールがうまくいっていると思います。
各国それぞれの対策があり、経済の維持も重要なので、何が正しいか一概に言うことはできないですが、オーストラリアは「自体が悪化する前に行動できる国」「緊急時に国をコントロールできる国」と思いました。何より国民一人一人の意識が高いことにも驚きました。
世界中でコロナ問題がいち早く収束しますように。
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